美容と健康には睡眠が大切です。しかし、ただ眠れば良いというわけではなく、その質によって大きな差が出てくるものです。では、質の良い眠りとはどのような眠りなのでしょうか。
まず、身体がしっかりと眠る準備をしてから眠りに入るということが大切です。眠っている間は副交感神経が働いて、身体の中に蓄積された老廃物を外に排出するという働きをします。しかし、この副交感神経が正常に働ける状態になければ、その効果が低くなってしまい、不要なものが体内に残ったまま目覚めるという良くない結果となって、疲労を残したり、顔色を悪くしてしまったりするわけです。ですからまず副交感神経をしっかり働かせるために、気分を高揚させないようにします。これは例えばお酒をたくさん飲んでいる状態、激しい運動をした直後など、交感神経が働くことによって起こりますから、せめて眠る1時間前にはそれらの状態を終わらせておく必要があります。
また、寝る前には温かい飲み物などを飲んで身体を冷やさない事も大切です。老廃物の排出が冷えによって妨害されてしまうからです。これらのことに気を付けて眠る事を習慣付ける事によって、美しく健やかな身体を保つことができるのです。